新作商品 6本スポーク T55』ファネットチェア Chair 『Fanett Tapiovaara Ilmari EDSBY社製 アアルト チーク 1950's ヴィンテージ ダイニングチェア

フィンランド人デザイナーのイルマリ・タピオヴァーラのファネットチェアは現在は生産を終了し、ヴィンテージ市場でしか見ることが出来ない貴重なアイテムとなりました。ファネットを象徴する６本のスポークは腰を支える計算された並び、42cmの座面高は長時間の着座でも脚裏にあまり負担を掛けません。経年により深みを増したアッシュ材や、使用によるペイントの剥がれなど、ビンテージとしての味わい深い趣きに加え、日本人にも使いやすく快適な座り心地だと思います。

[コンディション]
スポークにキズや擦れ、脚に擦りキズやアタリキズがあります。また50年以上前の物の為、フレームに緩みがあります。現状問題はありませんが予めご了承下さい。座面裏に当時の刻印やラベルが残っております。


●design：Ilmari Tapiovaara
●maker： EDSBY
●size： W460 D425 H780 SH420
●material：チーク　ビーチ材

[ Fanett チェアについて ]
1950年代から1970年までスウェーデンとフィンランドで製造されたファネットチェアは、スウェーデンのデザイナー Lennart KarlstropがEdsbyverken家具工房において、元のアイディアである「軽くて丈夫で量産できる背もたれつきの椅子を作る」という1949年の発想から試行錯誤して、フィンランドのイルマリ・タピオヴァーラに協力を依頼したものでした。

イルマリのデザインを元にそのカタチ、製造ラインは1955年に完成しFanett T55モデルとして販売を開始しました。スウェーデンのミス・ユニバースを宣伝に活用し「女性でも軽々持つことが出来ます」のポスター効果もあり、Edsby社最大のヒット作となりました。

そのT55も 幾つかの改良がなされ1966年に背面の座り心地を重視しスポークが7本に、そして脚の接続部分を強化するために金具を使用したりでT65という後期モデルが発売開始されました。

爆発的人気があったファネットT55、T65も1970年には製造中止となり、今ではビンテージ市場でのみ探すことになった北欧を代表するスポークチェアです。